2002年、アメリカのハーバード大学公衆衛生学、Brigham and Women's Hospitalとハーバード大学医学部およびオランダのNational Institute for Public Health and the Environmentの研究者らは、「アメリカ人男性の食習慣と2型糖尿病リスク」についての研究結果を報告しました。
- 背景:
2型糖尿病を発症する食事の役割ははっきりしていません。
- 目的:
主な食習慣と2型糖尿病の関係を調査します。
- デザイン:
プロスペクティブ コホート研究。
- 場所:
アメリカ
- 参加者:
ベースライン時に糖尿病、心血管疾患または癌と診断されていない医療専門職(歯科医師、獣医師、薬剤師、検眼士、整骨療法専門の医師および足の専門医)40−75歳の主に白人男性42504人。
- 測定法:
食物頻度アンケートからのデータに基づく因子分析を使用し、"慎重"(野菜、果実、魚、家禽および穀物の高い消費が特徴)と"ウェスタン"(赤身肉、加工肉、フレンチフライ、高脂肪乳製品、精製穀物および甘いデザートの高い消費が特徴)と名付けた2つの主要な食習慣を確認しました。
相対リスクおよび95%CIsは、肥満(BMI)、運動および喫煙を含む潜在的交絡因子に関して調整しました。
- 結果:
12年間の追跡調査(466 508人年)で、2型糖尿病1321例を記録しました。"慎重"食習慣は、2型糖尿病の発症リスクと適度に低い関係が見られました(極端な五分位数の相対リスク0.84[CI、0.70〜1.00])。
対照的に、"ウェスタン"食習慣は、2型糖尿病と発症リスク増加に関係していました(相対リスク、1.59[CI、1.32〜1.93]、P< 0.001)。
低運動(食習慣と運動を極端な五分位数で比較した相対リスク(1.96[CI、1.35〜2.84]))または肥満(BMI相対リスク >30kg/m2対<25kg/m2(11.2[CI、8.07〜15.6]))を伴う"ウェスタン"食習慣は、2型糖尿病の発症リスクと特に高い関係が見られました。
- 結論:
調査結果は、"ウェスタン"食習慣が男性で2型糖尿病の発症リスクとかなり関連性があることを示唆します。
参考資料:
van Dam RM, Rimm EB, Willett WC, et al. Dietary Patterns and Risk for Type 2 Diabetes Mellitus in U.S. Men. Annals of Internal Medicine 136:201-209, 2002
http://www.annals.org/cgi/reprint/136/3/201.pdf








